安全なパスワードの作り方ガイド
ハッキングやアカウント乗っ取りを防ぐためには「強いパスワード」が不可欠です。
推測されにくく、かつ安全に管理するためのベストプラクティスを解説します。
⚠️ 危険なNGパスワードと攻撃手法
辞書攻撃(Dictionary Attack)
辞書に載っている英単語や、よく使われるパスワード(password, qwerty, 123456など)のリストを順に試す攻撃です。意味のある単語の組み合わせは、システムによって数秒で破られます。
総当たり攻撃(Brute-force Attack)
可能な全ての文字の組み合わせを片っ端から試す攻撃です。8文字以下の短いパスワードや、数字のみ・小文字のみといったパスワードは、現在のコンピュータの処理能力であれば数分〜数時間で解読されます。
リスト型攻撃(Credential Stuffing)
あるサービスから漏洩した「IDとパスワードのセット」を使って、別のサービスに不正ログインを試みる攻撃です。「パスワードの使い回し」をしていると、1箇所の漏洩から全てのサービスが乗っ取られる連鎖被害に繋がります。
個人情報からの推測
攻撃者はSNS等からターゲットの情報を収集します。自分や家族・ペットの名前、生年月日(19900101等)、車のナンバーや電話番号を含めたパスワードは、標的型攻撃において真っ先に狙われます。
🛡️ 安全なパスワードと管理のベストプラクティス
長さが最重要(12〜16文字以上推奨)
パスワードの強度は「長さ」に最も依存します。文字の種類を増やすよりも、1文字でも長くする方が解読までの時間が指数関数的に増加します。
大文字・小文字・数字・記号を混在
4種類の文字をランダムに混在させることで、総当たり攻撃のパターン数を天文学的な数字に引き上げることができます。
パスフレーズの活用
人間が記憶する必要がある場合は、無関係な単語を複数組み合わせる「パスフレーズ」が有効です。例:「Coffee-Banana-Sky-99!」(21文字あり、極めて強力です)
パスワードマネージャーの利用
現代において、全てのサービスで別々の複雑なパスワードを設定・記憶することは不可能です。Chrome等のブラウザ組み込み機能や専用アプリ(1Password, Bitwarden等)を活用し、記憶を機械に任せましょう。
多要素認証(MFA / 2FA)の有効化
パスワードが漏洩しても、認証アプリのワンタイムコードや生体認証(指紋・顔認証)がないとログインできないようにする、現代のセキュリティにおいて最も重要かつ強力な防御策です。
自分のパスワードは安全?
現在使っているパスワードや、新しく考えたパスワードが解読されるまでにどれくらいの時間がかかるか、強度チェッカーでテストしてみましょう。(入力内容はサーバーに送信されません)
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