そろばん(画面で弾ける無料そろばん)
珠をタップやドラッグで動かすと、置いた数をその場で表示。
日本珠算連盟の検定の口数・けた数をもとにした本サイトの目安です(答えがマイナスになる問題は出しません)。
置いた数・入れた答え・成績はサーバーに送信されず、保存もされません。すべてブラウザの中だけで動きます。
概要
画面のそろばんの珠をタップやドラッグで動かして数を置くと、置いた数をその場で表示するツールです。いまの日本のそろばんと同じ、はりの上に五玉1つ・下に一玉4つの盤で、定位点は中央を基準に3けたごとに付けています。けた数は13〜23けたから選べ、けた数に合わせて珠の大きさが変わります。
「数を置く練習」「読む練習」では、整数・小数の数を10問ずつ出題して答え合わせをします。「見取り算」では、日本珠算連盟の検定の口数・けた数をもとにした9・10級〜1級の目安か、自分で決めたけた数・口数で、足し算と引き算の問題を10問出題します。旧式の五玉2・一玉5などの盤にも切り替えられます。
小学校の算数では、3年生でそろばんによる数の表し方と簡単な足し算・引き算を、4年生で億や兆の単位の数・1/100の位までの小数の計算を学びます(小学校学習指導要領解説 算数編)。盤の操作も答え合わせもブラウザの中だけで行い、置いた数や成績はサーバーに送信されません。
使い方
けた数と一の位を決める
けた数(13〜23けた)を選び、一の位にする定位点を選びます。けた数を増やすと珠は小さくなります。一の位の定位点より右のけたが小数になります。
珠を動かして数を置く
珠をタップすると、その珠までがはりに寄ります(はりに寄っている珠をタップすると離れます)。上下にドラッグしても動かせます。キーボードでは左右の矢印でけたを選び、上下の矢印か数字キーで置きます。置いた数は盤の下に表示されます。
練習モードで出題する
「数を置く練習」「読む練習」「見取り算」を選び、条件を決めて「10問をはじめる」を押します。1問ずつ答え合わせをして、最後に10問中の正解数を表示します。
数の置き方と読み方
| 数 | そのけたの珠 |
|---|---|
| 0 | 五玉も一玉も、はりから離す |
| 1〜4 | 一玉をその数だけ、はりに寄せる |
| 5 | 五玉をはりに寄せる(一玉はなし) |
| 6〜9 | 五玉をはりに寄せ、一玉を(数−5)だけ寄せる |
| 位 | 一の位にした定位点のけたから左へ十の位・百の位…、右へ小数第1位・小数第2位… |
見取り算の級の目安
| 目安 | 1つの数 | 口数 | 引き算 |
|---|---|---|---|
| 9・10級 | 2けた | 5口 | 4題×1口 |
| 8級 | 2けた | 8口 | 4題×2口 |
| 7級 | 2けた | 10口 | 4題×3口 |
| 6級 | 3けた | 10口 | 4題×4口 |
| 5級 | 4けた | 10口 | 4題×4口 |
| 4級 | 5けた | 10口 | 4題×4口 |
| 準3級 | 5・6けた | 10口 | 4題×4口 |
| 3級 | 6けた | 10口 | 4題×4口 |
| 準2級 | 7けた | 10口 | 4題×4口 |
| 2級 | 8けた | 10口 | 4題×4口 |
| 準1級 | 9けた | 10口 | 4題×4口 |
| 1級 | 10けた | 10口 | 4題×4口 |
「引き算」は、10題のうち引き算を含む題の数×その題の引き算の口数です。準3級は5けたの題と6けたの題が5題ずつです。
出典:日本珠算連盟「珠算能力検定試験」(級ごとのみとり算の口数・字数)と「検定試験問題見本」(2026年10月15日に確認)をもとにした本サイトの目安です。検定の問題そのものではなく、制限時間・合格点は扱いません。答えがマイナスになる題(補数)は出しません。
そろばんの種類
| 珠の数 | 説明 |
|---|---|
| 五玉1・一玉4 | いまの日本のそろばん。1けたに0〜9を置く。昭和10年(1935年)の小学校の教科書の改訂で広まり、定位点は戦後に3けた区切りになった |
| 五玉1・一玉5 | 昭和10年ごろまでの日本のそろばん。1けたに10まで置ける |
| 五玉2・一玉5 | 中国のそろばんの普通の形。1けたに15まで置ける(当時の目方の単位が十六進法だったため重宝されたといわれる) |
出典:日本珠算連盟「そろばんの歴史」(中国のそろばん・日本そろばん(2))。
用語集
- 珠算(しゅざん)
- そろばんを使ってする計算のことです。
- けた
- 縦に並んだ一玉と五玉の列です。どのけたの珠も同じ形で、置く場所によって表す位が変わります。
- はり(梁)
- 五玉と一玉を分ける横の板です。珠をはりに寄せると数を表し、はりから離すと0になります。
- わく(枠)
- そろばんのまわりの部分です。はりから離した珠は、わくの側に寄せておきます。
- 五玉(ごだま)
- はりの上の珠です。はりに寄せると5を表します。「五珠」とも書きます。
- 一玉(いちだま)
- はりの下の珠です。1つはりに寄せるごとに1を表し、いまのそろばんでは1けたに4つあります。「一珠」とも書きます。
- 定位点(ていいてん)
- 位を決めるための、はりの上の点です。定位点のあるけたを一の位にして数を表します。いまのそろばんでは3けたごとに付いています。
- おく・入れる・はらう
- そろばんに数を表すことを「おく」、置いた珠をふやすことを「入れる」、減らすことを「はらう」といいます。
- 見取り算(みとり算)
- 数字を見ながら、そろばんで足し算や引き算をする計算です。足し算と引き算の混じったものを加減算といいます。
- 口数(くちすう)
- 見取り算の1題で計算する数の個数です(行の数にあたります)。
- 補数(ほすう)
- 日本珠算連盟の検定の用語で、答えがマイナスになる見取り算の題のことです。本ツールでは出題しません。
FAQ
- Q.画面のそろばんの珠は、どうやって動かしますか?
- 珠をタップ(クリック)すると、その珠まではりに寄せます。はりに寄っている珠をタップすると、その珠から外側がはりから離れます。珠を上下にドラッグしても動かせます。キーボードでは、左右の矢印キーでけたを選び、上の矢印で1増やし、下の矢印で1減らし、数字キーでそのけたに数を置きます。
- Q.定位点とは何ですか?一の位はどこにしますか?
- 定位点は、はりの上の点で、位を決めるしるしです。定位点のあるけたを一の位にして、左へ順に十の位、百の位…として数を表します(文部科学省の資料の説明)。どの定位点を一の位にするかは教え方で違い、中央の定位点や、中央から1つ右の定位点を使う説明があります。本ツールは中央から1つ右の定位点を既定にしていて、ほかの定位点にも変えられます。
- Q.いまのそろばんは、1けたに珠がいくつありますか?
- はりの上に五玉が1つ、はりの下に一玉が4つです。日本珠算連盟の「そろばんの歴史」によると、昭和10年(1935年)の小学校の教科書の改訂で一玉が4つのそろばんが広まり、定位点は戦後に3けた区切りになって現在に至っています。本ツールの定位点も、中央を基準に3けたごとです。
- Q.何けたのそろばんにすればいいですか?
- 本ツールは13・15・17・19・21・23けたから選べます。けたを増やすほど大きな数を置けますが、画面の珠は小さくなります。スマートフォンで指で弾くときは、けた数を少なくすると押しやすくなります。
- Q.見取り算(みとり算)とは何ですか?
- 数字を見ながら、そろばんで足し算や引き算をする計算です。日本珠算連盟は「加算や減算をそろばんで行う計算」と説明しています。本ツールの見取り算は、上から順に並んだ数を計算して、最後の答えを盤に置くか数字で入れて答え合わせをします。
- Q.「○級」の問題は、検定と同じですか?
- 同じではありません。日本珠算連盟の珠算能力検定試験のページにある、級ごとのみとり算の口数・字数と、問題見本(10題のうち4題に引き算が入る)をもとにした、本サイトの目安です。たとえば3級の目安は6けたの数が10口、9・10級の目安は2けたの数が5口です。制限時間や合格点は扱っていません。
- Q.引き算で、答えがマイナスになる問題は出ますか?
- 出ません。本ツールの見取り算は、途中の合計も答えも0以上になるように出題します。日本珠算連盟の問題見本では、準2級以上に答えがマイナスになる題(補数)がありますが、本ツールの目安には含めていません。
- Q.数を置く練習と読む練習は、何が違いますか?
- 数を置く練習は、表示された数をそろばんに置いて答え合わせをします。読む練習は、そろばんに置かれた数を読んで、数字で入れて答え合わせをします。どちらも整数のけた数と小数のけた数を選べます。
- Q.小数はどう置きますか?
- 一の位にした定位点のけたより右が、小数第1位・小数第2位…になります。たとえば一の位のけたに2、その右のけたに5を置くと2.5です。盤の大きさによって置ける小数のけた数が変わるので、条件の横に「整数○けた・小数○けた」を表示しています。
- Q.旧式のそろばん(五玉2・一玉5など)も使えますか?
- 「自由に弾く」で、五玉1・一玉5と、五玉2・一玉5の盤に切り替えられます。日本珠算連盟によると、中国のそろばんは五玉2つ・一玉5つが普通で、1けたに15まで置けました。1けたに10以上を置いたときは、くり上げて盤の数を読みます。練習モードは、いまのそろばん(五玉1・一玉4)で出題します。
- Q.珠の音は出せますか?
- 「珠の音を出す」をオンにすると、珠が動いたときに短い音を鳴らします。音はブラウザの中で作っていて、音声ファイルは読み込みません。最初はオフです。
- Q.置いた数や成績は、どこかに送信・保存されますか?
- されません。そろばんの盤、出題、答え合わせはすべてブラウザの中だけで行い、サーバーに送信しません。ページを閉じると成績は消えます。「この問題のURLをコピー」を使ったときだけ、出題の条件と問題の番号(種)がURLに入ります。
- Q.同じ問題をほかの人と解くことはできますか?
- できます。練習中に「この問題のURLをコピー」を押すと、出題の条件と問題の番号(種)が入ったURLになります。そのURLを開くと、同じ10問が同じ順で出ます。URLに答えは入りません。
活用シーン
そろばんが手元にないときの練習
スマートフォンやタブレットで珠を弾いて、数の置き方や見取り算を練習する
算数の授業で盤を見せる
画面に映して、五玉と一玉の意味や、定位点と位の関係を一緒に確かめる
見取り算の腕だめし
級の目安の口数・けた数で10問を解いて、正解数を確かめる
家族で同じ問題を解く
「この問題のURLをコピー」で同じ10問を共有して、答え合わせをし合う
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