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文字化けの種類と原因辞書

「縺ゅj」や「」など、意味不明な文字列になってしまう文字化けには法則があります。 なぜ文字化けが起きるのか、その仕組みとエンコーディングの関係を解説します。

文字化け(Mojibake)とは?

文字化けとは、コンピュータ上でテキストデータを表示する際に、保存された時と異なる「文字コード(エンコーディング)」で読み込んでしまうことで発生する表示不具合のことです。

コンピュータは文字を「0と1の数字(バイト列)」として記憶しています。この数字を人間が読める「文字」に変換するための対応表が文字コードです。日本語環境では主に UTF-8、Shift_JIS、EUC-JP、ISO-2022-JP など複数の文字コードが存在し、対応表を間違えると全く別の文字に変換されてしまいます。

文字化けの種類と原因辞書

UTF-8Shift_JIS で表示された場合

代表的な見え方 縺ゅj縺後→縺
現在最もよく見られるパターンです。Macやスマートフォンで作成したUTF-8テキストを、Windowsの古いソフトやExcelで開いた際に発生します。「縺」「繝」などの特定の漢字が頻出するのが特徴です。法則性が強いため、ツールで高確率で復元可能です。

Shift_JISUTF-8 で表示された場合

代表的な見え方 黒いダイヤにハテナ等()
不正なバイト列としてReplacement Character()に置き換わった状態です。この文字の状態で上書き保存してしまうと元のテキスト情報が完全に失われるため、復元は不可能となります。

EUC-JPShift_JIS で表示された場合

代表的な見え方 ꤬Ȥ
UNIX/Linux環境の古いデータベースやCGIプログラムで使われていた文字コードです。特有の文字コード範囲がShift_JISの半角カナ領域と被るため、半角カタカナと記号が混在した形で表示されます。こちらも多くの場合復元可能です。

UTF-8EUC-JP で表示された場合

代表的な見え方 意味不明な記号の羅列
UTF-8の3バイト表現をEUC-JP(主に2バイト)で強制的に解釈した場合に発生します。一部の文字が欠落してしまうことがあり、完全な復元が難しいケースもあります。

ISO-2022-JPShift_JIS 等で表示された場合

代表的な見え方 $B$"$j$,$H$&(B
いわゆる「JISコード」で、一昔前の電子メールで標準的に使われていました。エスケープシーケンスと呼ばれる制御文字($B など)が解釈されずそのまま表示されてしまう現象です。復元可能です。

Mac OS RomanUTF-8 等で表示された場合

代表的な見え方 √¢‚Ǩ‚Ä¢
Mac特有の古い文字コードによるものです。ZipファイルをWindowsとMacでやり取りした際、ファイル名などで発生しやすい文字化け(通称:Mocha)です。

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