👑 TOP 100
日本の名字(苗字)
全国ランキングTOP100
日本で最も人口が多い名字のトップ100と、その歴史的ルーツや語源をまとめました。
ご自身の名字が何位にランクインしているか、どのような由来があるのかを探求してみましょう。
順位
名字(読み)
推定人口
由来・ルーツ
画数
1
佐藤 さとう
人口: 約1,830,000人
由来: 平安時代の公家である藤原氏の流れを汲むとされ、下野国(現在の栃木県)佐野庄に住んだ藤原氏、あるいは左衛門尉(さえもんのじょう)という官職に就いた藤原氏が「佐」と「藤」を組み合わせて名乗ったのが始まりと言われています。現在では東日本から東北地方にかけて特に多く分布しています。
2
鈴木 すずき
人口: 約1,770,000人
由来: 紀伊国(現在の和歌山県)熊野地方が発祥とされ、神事に用いる稲穂を積み上げたものを「すすき」と呼んだことに由来すると言われています。熊野信仰の全国的な広まりとともに神官たちによって日本各地へ伝播し、特に東海・関東地方に多く定着しました。
3
高橋 たかはし
人口: 約1,380,000人
由来: 日本各地に点在する「高い橋」や「神聖な橋(天と地を結ぶ柱)」のある場所が地名となり、そこに住んだ人々が名乗った地形由来の名字です。また、古代の朝廷で食事を司った「膳(かしわで)氏」の一部が高橋氏を名乗ったという歴史的な系譜もあります。
4
田中 たなか
人口: 約1,310,000人
由来: 「田んぼの真ん中」や「村の中心となる田んぼ」という、日本特有の農耕文化と地形に由来する名字です。古くから米作りが盛んだった日本列島の至る所で自然発生的に誕生したため、特定の地域に偏らず全国的に広く分布しているのが特徴です。
5
伊藤 いとう
人口: 約1,050,000人
由来: 伊勢国(現在の三重県)に移り住んだ藤原氏が、「伊勢」の『伊』と「藤原」の『藤』を組み合わせて名乗ったのが起源とされています。中世以降は武家としても発展し、現在は三重県や愛知県などの東海地方周辺にとくに多く見られます。
6
渡辺 わたなべ
人口: 約1,040,000人
由来: 摂津国(現在の大阪府大阪市)の渡辺津(わたなべのつ)という港町が発祥とされています。平安時代の武将・源頼光の四天王の一人である渡辺綱(わたなべのつな)を祖とする嵯峨源氏の一族が有名で、全国に水軍や武士として散らばりました。
7
山本 やまもと
人口: 約1,020,000人
由来: 「山の麓(ふもと)」や「山の下」という地形から自然発生した名字です。日本の国土の多くが山地であるため、田中や高橋と同様に全国各地の山の麓に住み着いた人々が名乗り始め、とくに西日本エリアに多く分布しています。
8
中村 なかむら
人口: 約1,010,000人
由来: 「村の中心部」や「中央にある村」を意味する地形・地名由来の名字です。各地域に古くから存在した中心的な集落に住んでいた人々が名乗ったため全国各地で発生し、現在でも全国的に偏りなく多数存在しています。
9
小林 こばやし
人口: 約1,000,000人
由来: 「小さな林」がある地形や、それに由来する地名から発祥したと考えられています。また、桓武平氏や清和源氏など、様々な有力武士団の末裔が小林という地名を名乗った歴史もあり、関東や信越地方に多く見られます。
10
加藤 かとう
人口: 約860,000人
由来: 加賀国(現在の石川県南部)の国司として赴任した藤原氏が、「加賀」の『加』と「藤原」の『藤』を組み合わせて名乗ったのが始まりとされています。その後、一族が美濃国や尾張国(現在の岐阜県・愛知県)へ移住し、中京圏で大きく繁栄しました。
11
吉田 よしだ
人口: 約810,000人
由来: 「縁起の良い田」や「アシ(葦)が生い茂る田(葦田)」が転じた地形由来の名字です。水稲農耕を重んじる日本において、豊作を願う佳字(良い意味の字)として好まれ、全国各地の田園地帯で自然発生的に名乗られました。
12
山田 やまだ
人口: 約790,000人
由来: 「山の近くにある田んぼ」や「山間部を開墾して作った田」という、日本の伝統的な里山の風景や地形に由来します。全国至る所で名乗られたため、現在でも全国に広く分布しており、典型的な日本の名字の一つとされています。
13
佐々木 ささき
人口: 約660,000人
由来: 近江国(現在の滋賀県)の佐々木荘が発祥とされ、宇多源氏の流れを汲む名門武家・佐々木氏がルーツと言われています。鎌倉時代以降、武功を挙げて全国各地に守護として赴任し、一族が広まったため東北や北海道にも多く分布しています。
14
山口 やまぐち
人口: 約630,000人
由来: 「山へ入る入り口」や「山の麓にある集落」という地形から生まれた名字です。山岳信仰や林業など、山と関わりの深い日本人の生活様式を反映しており、全国各地で自然発生したため西日本を中心に広く見られます。
15
松本 まつもと
人口: 約610,000人
由来: 神が宿る木として信仰された「松の木」の根元(本)や、松林の近くの土地に由来します。縁起の良い常緑樹である松の近くに居住した一族や、神事に携わる人々などが名乗ったとされ、各地に多数のルーツが存在します。
16
井上 いのうえ
人口: 約600,000人
由来: 「井戸の上(近く)」や「水汲み場の周辺」という地形や環境に由来します。水は生活や農耕に不可欠であり、豊かな水源の周りに形成された集落の中心的な人物などが名乗ったとされ、西日本に比較的多く分布しています。
17
木村 きむら
人口: 約560,000人
由来: 「樹木が生い茂る村」や「木材を切り出す拠点となった村」という地形・環境に由来します。全国各地に存在する一般的な地名であり、林業に携わる人々などが名乗ったケースも多く、特定のルーツに限らず広く分布しています。
18
林 はやし
人口: 約530,000人
由来: 「林」という地形そのものや、生い茂る樹林地帯の開拓地に由来します。漢字一文字の名字としては日本で最も多く、自然環境から生まれたものや、神聖な鎮守の森(林)を守る一族から派生したものなど、多様な歴史を持ちます。
19
斎藤 さいとう
人口: 約510,000人
由来: 平安時代に朝廷の儀式や神事を司る「斎宮(さいぐう)」という役職に就いた藤原氏が、「斎」と「藤」を組み合わせて名乗ったのが始まりです。後に武士化し、関東から東北地方にかけて勢力を広げたため、東日本に多く見られます。
20
清水 しみず
人口: 約500,000人
由来: 「清らかな水が湧き出る場所」という地形に由来します。水源は村の生命線であり、神聖な場所とされたため、その周辺に住む人々や神事に関わる一族が名乗りました。全国各地の湧水地から自然発生しています。
21
山崎 やまざき
人口: 約470,000人
由来: 「山の尾根が突き出た先端部分(崎)」という地形に由来します。全国各地の同様の地形から発生した地名が名字となっており、特に関西以西の西日本エリアで多く見られる傾向があります。
22
森 もり
人口: 約450,000人
由来: 「樹木が鬱蒼と茂る森」や「神社を囲む鎮守の森」に由来します。古来より神々が宿るとされた神聖な森を守る神官や、その近くに住んだ人々が名乗ったとされ、一文字名字としては林に次ぐ多さを誇ります。
23
池田 いけだ
人口: 約430,000人
由来: 「池のそばにある田んぼ」という地形に由来します。農業用水を確保するためのため池周辺を開拓した一族が名乗ったケースが多く、全国各地に存在しますが、とくに西日本にやや多い傾向があります。
24
橋本 はしもと
人口: 約430,000人
由来: 「橋のたもと(根元)」や「大きな橋の近く」という地形・環境に由来します。交通の要所である橋の周辺に住む人や、橋の管理を任された有力者などが名乗り始め、各地で独立して発祥しました。
25
阿部 あべ
人口: 約420,000人
由来: 古代日本の有力な豪族であった「阿倍(あべ)氏」にルーツを持つ伝統的な名字です。飛鳥時代から朝廷で活躍し、のちに一族が全国へ広がる中で「阿部」や「安部」などの漢字が使われるようになりました。東北地方にとくに多く見られます。
26
石川 いしかわ
人口: 約410,000人
由来: 「石がゴロゴロしている川」や「川底に石が多い清流」という地形に由来します。また、清和源氏の流れを汲む武家である石川氏が河内国(現在の大阪府)石川郡を本拠としたことでも知られています。
27
山下 やました
人口: 約400,000人
由来: 文字通り「山の下」や「山の麓」という地形に由来する名字です。山本と同様に日本全国の山地に自然発生し、山を信仰の対象とした人々や、山の恩恵を受けて暮らす集落の人々が名乗りました。
28
中島 なかじま
人口: 約380,000人
由来: 「川の中洲(中島)」や「池の中にある島」という地形に由来します。水運の拠点や水に囲まれた特徴的な土地に住んだ人々が名乗ったため、全国各地の河川周辺で自然発生しています。
29
石井 いしい
人口: 約380,000人
由来: 「石で囲った立派な井戸」や「岩間から水が湧き出る場所」という地形に由来します。良質な水源は貴重であったため、それを管理する有力者や周辺に住む人々が名乗り、特に関東地方で多く見られます。
30
小川 おがわ
人口: 約370,000人
由来: 「小さな川」や「小川のほとり」という日本の一般的な原風景に由来します。農業に欠かせない小川の周辺を開拓した人々が全国各地で名乗った、自然発生的な地形由来の名字です。
31
前田 まえだ
人口: 約360,000人
由来: 「家の前にある田」や「村の正面にある田んぼ」という地形に由来します。菅原道真の末裔を称し、加賀藩(石川県)百万石を築いた戦国武将・前田利家の一族が特に有名で、西日本に多く分布しています。
32
岡田 おかだ
人口: 約360,000人
由来: 「丘陵地(丘)にある田んぼ」や「少し高い場所を開墾した田」という地形に由来します。水害を避けるために小高い場所に作られた田園風景から生まれ、全国各地で独立して発祥しました。
33
長谷川 はせがわ
人口: 約350,000人
由来: 大和国(現在の奈良県)初瀬(はせ)の谷を流れる川(初瀬川)が発祥とされています。その水系周辺に住んだ一族が名乗り、のちに武家として全国へ広がりました。東日本、とくに新潟県などにも多く見られます。
34
藤田 ふじた
人口: 約350,000人
由来: 「藤の花が咲く田んぼ」という美しい風景から生まれたとする説と、藤原氏の末裔が特定の土地(田)を与えられた際に名乗ったとする説があります。全国的に広く分布している名字です。
35
後藤 ごとう
人口: 約340,000人
由来: 備後国(現在の広島県)などの「後」が付く地域に赴任した藤原氏、あるいは藤原氏の後裔(後継ぎ)という意味で「後」と「藤」を組み合わせて名乗ったのが始まりとされています。
36
近藤 こんどう
人口: 約330,000人
由来: 近江国(現在の滋賀県)の国司を務めた藤原氏、あるいは朝廷で「近衛(このえ)」という役職に就いた藤原氏が、「近」と「藤」を組み合わせて名乗ったのが起源とされ、東海地方から関東にかけて多く分布します。
37
村上 むらかみ
人口: 約330,000人
由来: 「村の上手(北側や高台)」という地形に由来する説と、平安時代の村上天皇を祖とする清和源氏の一派(村上源氏)から派生した説があります。瀬戸内海で活躍した村上水軍などでも知られています。
38
遠藤 えんどう
人口: 約310,000人
由来: 遠江国(現在の静岡県西部)に赴任した藤原氏が、「遠」と「藤」を組み合わせて名乗ったのが始まりとされています。その後、一族が関東から東北地方へと移住し勢力を伸ばしたため、現在も東日本に多く見られます。
39
青木 あおき
人口: 約310,000人
由来: 「青々と茂る常緑樹(神聖な木)」がある地形や、それに由来する地名から発祥した名字です。生命力の象徴である青木を神木として崇めた場所の周辺で名乗られ、関東甲信越地方にとくに多く分布しています。
40
坂本 さかもと
人口: 約300,000人
由来: 「坂の麓(もと)」という地形に由来します。全国各地の傾斜地の麓で自然発生的に名乗られましたが、幕末の英雄・坂本龍馬を輩出した土佐(高知県)など、特定の地域で武家として発展した系譜もあります。
41
斉藤 さいとう
人口: 約300,000人
由来: 「斎藤」と同じく、平安時代に伊勢神宮の「斎宮(さいぐう)」を司る役職(斎宮頭)を務めた藤原氏に由来します。漢字の表記揺れ(新字体)として誕生し、斎藤と同様に関東から東北にかけて多く見られます。
42
福田 ふくだ
人口: 約280,000人
由来: 「豊作をもたらす縁起の良い田(福田)」を意味する地形由来の名字です。神仏の加護を受けた豊かな農地を意味する瑞祥地名(良い意味を持つ地名)として、全国各地の開拓地などで好んで名乗られました。
43
太田 おおた
人口: 約280,000人
由来: 「広大で立派な田んぼ」を意味する大田(太田)という地形・地名に由来します。江戸城を築いた戦国武将・太田道灌に代表される清和源氏流の武家など、全国各地に有力なルーツが多数存在します。
44
西村 にしむら
人口: 約270,000人
由来: 「村の西側」や「西にある集落」という位置関係や地形に由来します。東西南北の方角を用いた名字の中でも多く、全国の村々で自然発生しましたが、とくに関西地方などの西日本に比較的多く分布しています。
45
藤井 ふじい
人口: 約270,000人
由来: 「藤の花が咲く美しい井戸」という風景に由来する説と、藤原氏が井戸のある良質な土地を与えられて名乗った説があります。古くから神聖視された水(井)と藤の組み合わせで、西日本を中心に多く見られます。
46
金子 かねこ
人口: 約260,000人
由来: 武蔵国(現在の埼玉県から東京都)の入間郡金子村が発祥とされています。砂鉄などの金属(金)が採れる場所を意味し、武蔵七党と呼ばれる有力武士団の「金子党」がここを本拠として関東一円に広がりました。
47
岡本 おかもと
人口: 約260,000人
由来: 「丘の麓(もと)」や「小高い場所の下」という地形に由来します。水害を避けつつ農耕を行うのに適した丘陵地の周辺を開拓した人々が全国各地で名乗ったため、広く分布している地形由来の名字です。
48
藤原 ふじわら
人口: 約250,000人
由来: 飛鳥時代の政治家・中臣鎌足が天智天皇から「藤原」の姓を賜ったのが始まりです。平安時代に貴族として絶大な権力を握り、日本の数多くの名字(佐藤、伊藤など)のルーツとなった日本を代表する氏族名です。
49
中野 なかの
人口: 約250,000人
由来: 「野原の中央」や「平野の真ん中」という地形に由来します。開拓しやすい平野部の中心に作られた集落の人々が名乗ったため、全国に「中野」という地名とともに名字が自然発生しました。
50
三浦 みうら
人口: 約250,000人
由来: 相模国(現在の神奈川県)三浦半島が発祥です。桓武平氏の流れを汲む名門武家の「三浦氏」がこの地を本拠として繁栄し、後に一族が東北地方などへ移住したため、現在も神奈川県や東北地方に多く分布します。
51
原田 はらだ
人口: 約240,000人
由来: 「平原(原)を開墾して作った田んぼ」という地形に由来します。九州の有力武将であった原田氏(大蔵氏流)など特定のルーツもありますが、多くは全国各地の平野部の農地から自然発生した名字です。
52
中田 なかだ
人口: 約240,000人
由来: 「田んぼの真ん中」や「村の中央にある田」という地形に由来します。「田中」とほぼ同じ意味を持ちますが、地域の慣習や地名の読み方によって「なかだ(なかた)」として独立して名乗られたものです。
53
松田 まつだ
人口: 約240,000人
由来: 「松の木がある田んぼ」や、神聖な木である松の近くを開拓した農地に由来します。また、相模国(神奈川県)松田町を発祥とする波多野氏流の松田氏など、武家としてのルーツも持ちます。
54
竹内 たけうち
人口: 約230,000人
由来: 「竹林の内部」や「竹垣で囲まれた屋敷」という地形や環境に由来します。古代の伝説的な人物である武内宿禰(たけうちのすくね)を祖とする伝統ある氏族など、古くからの歴史を持つルーツも存在します。
55
中山 なかやま
人口: 約230,000人
由来: 「山と山の間にある土地(中山)」や「山の中腹」という地形に由来します。山がちな日本の国土において、山あいの集落に住む人々が全国各地で名乗り始めた自然発生的な名字です。
56
和田 わだ
人口: 約220,000人
由来: 「輪のように丸い地形の田んぼ」や「湾曲した地形(輪処)にある田」という地形に由来します。また、相模国(神奈川県)和田を発祥とする三浦氏流の武将・和田義盛の一族など、武家の系譜も知られています。
57
石田 いしだ
人口: 約220,000人
由来: 「石が多く転がっている田んぼ」という地形に由来します。開墾が困難な石の多い土地を切り拓いた農民の労苦から生まれた地名であり、豊臣秀吉に仕えた戦国武将・石田三成などが歴史上有名です。
58
上田 うえだ
人口: 約210,000人
由来: 「村の上手(高い場所)にある田んぼ」や「神に捧げるための上の田(上田)」という地形や信仰に由来します。水はけが良く日当たりの良い良質な農地を意味し、全国各地で自然発生しました。
59
森田 もりた
人口: 約210,000人
由来: 「森の近くにある田んぼ」や「鎮守の森に隣接する神聖な田」という地形に由来します。森林と農地が隣接する日本の伝統的な里山環境から生まれ、特定の地域に偏らず全国に広く分布しています。
60
小島 こじま
人口: 約210,000人
由来: 「小さな島」や、平野部の中に島のようにぽつんと盛り上がった微高地という地形に由来します。海沿いや川の中洲だけでなく、内陸部でも水害を避けて「島」のような地形に住んだ人々が名乗りました。
61
柴田 しばた
人口: 約210,000人
由来: 「柴(小さな雑木や薪になる木)が生い茂る場所を開墾した田んぼ」という地形に由来します。越後国(現在の新潟県)の新発田(しばた)を発祥とする武家など、東日本から中部地方にかけて多く見られます。
62
原 はら
人口: 約200,000人
由来: 「広く平らな野原(平原)」という地形に由来する一文字名字です。農耕に適した平地を開拓して住み着いた人々が名乗り、特定のルーツに限らず全国各地の平野部で自然発生的に誕生しました。
63
宮崎 みやざき
人口: 約200,000人
由来: 「神社の前(宮の先・崎)」という信仰に基づく地形に由来します。大きな神社の周辺に形成された集落に住む人々が名乗ったケースが多く、日向国(宮崎県)の地名発祥など複数のルーツが存在します。
64
酒井 さかい
人口: 約190,000人
由来: 「酒を造るための良質な水が湧く井戸」という環境や職業に由来する説と、徳川家康の重臣として知られる三河国(愛知県)酒井村を発祥とする武家の系譜があります。関東や東海地方に多く分布しています。
65
工藤 くどう
人口: 約190,000人
由来: 朝廷で宮大工などの建設を司る「木工寮(もくりょう)」という役所の長官(木工助)を務めた藤原氏が、「工」と「藤」を組み合わせて名乗ったのが始まりです。後に東北地方へ移住して繁栄し、青森県などに多く見られます。
66
横山 よこやま
人口: 約190,000人
由来: 「横に長く連なる山」や「山の横側」という地形に由来します。武蔵国(現在の東京都八王子市周辺)の横山党と呼ばれる有力な武士団がこの名を名乗って勢力を拡大したことでも知られ、関東を中心に広く分布します。
67
宮本 みやもと
人口: 約180,000人
由来: 「神社の麓(宮の本)」や「神社のすぐ近く」という信仰に基づく地形に由来します。地域の中心である神社の周りに集落ができ、そこに住む人々や神事に関わる一族が名乗り始めました。
68
内田 うちだ
人口: 約180,000人
由来: 「山と山に囲まれた内側の田んぼ」や「村の内側(中心)にある田」という地形に由来します。外部から守られた安定した農地を意味し、全国の農村地域で自然発生的に名乗られました。
69
高木 たかぎ
人口: 約180,000人
由来: 「高くそびえ立つ木」という風景に由来します。古来、高い木には神が降臨すると信じられていたため、神聖な高木の周辺に住む人々や、神官の一族などが名乗ったとされる信仰に根ざした名字です。
70
安藤 あんどう
人口: 約180,000人
由来: 安房国(現在の千葉県)に赴任した藤原氏が「安」と「藤」を組み合わせたという説や、藤原氏が安泰に繁栄することを願って名乗ったという説があります。東日本を中心に関東甲信越に多く分布しています。
71
島田 しまだ
人口: 約170,000人
由来: 「島のように周囲を川などで囲まれた田んぼ」という地形に由来します。水利が良く肥沃な土地であることが多く、駿河国(静岡県)島田宿などの地名から発祥したルーツも含め、全国に存在します。
72
谷口 たにぐち
人口: 約170,000人
由来: 「谷の入り口」や「山間部から平地へ出る境目」という地形に由来します。山と里を結ぶ交通の要衝であることが多く、そうした集落に住む人々が名乗ったため、山地が多い日本全国で自然発生しました。
73
大野 おおの
人口: 約170,000人
由来: 「広大で平らな野原」という開拓に適した地形に由来します。全国各地にある「大野」という地名から独立して発祥したため、特定のルーツを持たず広く分布していますが、関東地方にやや多い傾向があります。
74
高田 たかだ
人口: 約170,000人
由来: 「周囲より高い場所にある田んぼ」という地形に由来します。水害の被害を受けにくい安全な農地であることを意味し、全国各地の集落で自然発生的に生まれました。「たかた」と澄んで読む地域もあります。
75
丸山 まるやま
人口: 約160,000人
由来: 「丸い形をした小山」という目印になりやすい地形に由来します。全国各地に存在する親しみやすい地形であり、長野県などの山間部にとくに多く分布している地形・地名由来の名字です。
76
今井 いまい
人口: 約160,000人
由来: 「新しく掘られた(今の)井戸」という環境に由来します。水は生活の基盤であったため、新しい水源を確保した開拓地などで縁起の良い名前として名乗られました。信濃国(長野県)などをルーツとする武家も存在します。
77
河野 こうの
人口: 約160,000人
由来: 「川沿いの野原」という地形に由来しますが、伊予国(現在の愛媛県)を発祥とし、瀬戸内海で強力な水軍を率いた名門武家の「河野(かわの・こうの)氏」のルーツが非常に有名で、現在も四国地方に多数分布しています。
78
藤本 ふじもと
人口: 約150,000人
由来: 「藤の花が咲く木の麓(本)」という風景に由来する説と、藤原氏の一族である(本流、あるいは末裔)ことを示すために名乗ったという説があります。主に関西以西の西日本に多く分布しています。
79
市川 いちかわ
人口: 約150,000人
由来: 「市場が開かれる川のほとり」という地形・環境に由来します。水運の拠点や人々が集まる活気ある場所から発祥し、甲斐国(山梨県)を本拠とした武家である市川氏など、関東や中部地方を中心に広く分布しています。
80
武田 たけだ
人口: 約150,000人
由来: 「猛々しい(武)立派な田んぼ」という地形に由来しますが、甲斐国(現在の山梨県)を本拠地とした戦国武将・武田信玄で有名な清和源氏流の武田氏が歴史的に有名です。山梨県や東日本に多く見られます。
81
野村 のむら
人口: 約140,000人
由来: 「野原の中にある村」という地形や風景に由来します。未開墾の平野部を開拓して形成された新しい集落などで自然発生的に名乗られ、特定のルーツに限らず全国的に広く分布しています。
82
上野 うえの
人口: 約140,000人
由来: 「小高い丘の上にある野原」や「村の上手にある平地」という地形に由来します。見晴らしが良く水害に強い土地であることが多く、群馬県(上野国:こうずけのくに)など地名由来のルーツも持っています。
83
杉山 すぎやま
人口: 約140,000人
由来: 「杉の木が生い茂る山」という地形に由来します。杉は建材として古くから日本人の生活に密着していたため、杉林の近くに住む人々や林業に携わる一族が名乗り、静岡県など東海地方にとくに多く見られます。
84
村田 むらた
人口: 約130,000人
由来: 「村の中にある田んぼ」や「村の共有地である田」という地形や農業形態に由来します。日本の典型的な農村風景から生まれた名字であり、全国各地で独立して発祥しました。
85
増田 ますだ
人口: 約130,000人
由来: 「収穫量が増える豊かな田んぼ」を意味する瑞祥(縁起の良い)名字です。農民たちが豊作と繁栄を願って名付けたケースや、新しい開拓地で田が増えたことを祝って名乗ったケースがあります。
86
小山 こやま
人口: 約130,000人
由来: 「小さな山」や丘陵地という地形に由来します。下野国(現在の栃木県小山市)を発祥とする名門武家の小山(おやま)氏のルーツも有名で、読み方は「こやま」のほかに「おやま」と発音する地域もあります。
87
大塚 おおつか
人口: 約120,000人
由来: 「大きな塚(古墳や墓、土盛り)」がある地形に由来します。古くから信仰の対象とされた大きな塚の周辺に住む人々が名乗り、関東地方などかつて古墳が多く存在した平野部に多く分布しています。
88
平野 ひらの
人口: 約120,000人
由来: 「広く平らな野原(平野)」という地形に由来します。農耕に適した平野部を開拓して定住した人々が名乗ったため、全国各地の平野部で自然発生的に誕生しました。
89
久保 くぼ
人口: 約120,000人
由来: 「窪地(周囲より低くなっている土地)」という地形に由来します。風を避けやすく水が集まりやすい窪地は生活に適していたため、西日本を中心に「久保」という縁起の良い漢字を当てて名乗られました。
90
松井 まつい
人口: 約110,000人
由来: 「松の木の近くにある井戸」という風景に由来します。神聖な常緑樹である松と、生命の源である水(井戸)を組み合わせた縁起の良い名前として、東海地方や関西地方などで多く名乗られました。
91
千葉 ちば
人口: 約110,000人
由来: 「たくさんの葉(繁栄)」を意味する縁起の良い地名に由来します。桓武平氏の流れを汲む名門武士団である千葉氏が下総国(現在の千葉県)を本拠として大きく繁栄したため、その末裔が全国に広がりました。
92
菅原 すがわら
人口: 約100,000人
由来: 「スゲ(菅)という草が生い茂る原野」という地形に由来します。学問の神様として有名な菅原道真を輩出した古代の貴族「菅原氏」のルーツが非常に有名で、現在も東北地方などに多く分布しています。
93
松尾 まつお
人口: 約100,000人
由来: 「松の木が生えている山の尾根」という地形に由来します。また、京都の松尾大社など、神聖な松の木に対する信仰と結びついたルーツもあり、九州地方などの西日本に比較的多く見られます。
94
木下 きのした
人口: 約100,000人
由来: 「大きな木の下」や「神聖な樹木の麓」という地形や風景に由来します。農作業の休憩所や信仰の対象となる大木の近くに住んだ人々が名乗り、豊臣秀吉の旧姓(木下藤吉郎)としても歴史上有名です。
95
野口 のぐち
人口: 約100,000人
由来: 「野原への入り口」や「平野の端」という地形に由来します。山間部から平野へ出る境界の集落に住む人々が名乗ったため、全国各地で自然発生しました。細菌学者の野口英世が有名です。
96
荒木 あらき
人口: 約90,000人
由来: 「荒々しく切り出された木(新木)」や「荒れ地を開墾した場所」という環境に由来します。新しく開拓された土地に住む人々が名乗り、西日本を中心に全国へ広く分布しています。
97
高島 たかしま
人口: 約90,000人
由来: 「高く盛り上がった島」や川の中洲という地形に由来します。水害を避けるために選ばれた小高い土地を島に見立てて名付けられ、近江国(滋賀県)高島郡などの地名をルーツとする武家も存在します。
98
大西 おおにし
人口: 約90,000人
由来: 「大きく西の方角に広がる土地」や「村の西側の大きな集落」という方角・地形に由来します。特定のルーツに限らず関西地方などの西日本で多く自然発生した名字です。
99
松岡 まつおか
人口: 約90,000人
由来: 「松の木が生えている丘陵地(岡)」という地形に由来します。松は縁起の良い木とされ、水害を避けられる小高い岡の組み合わせは生活に適していたため、全国各地で独立して発祥しました。
100
古川 ふるかわ
人口: 約80,000人
由来: 「古くから流れる川」や「川筋が変わって残った古い川道」という地形に由来します。治水工事や自然の変化で取り残された旧河川の周辺に住む人々が名乗ったため、全国の河川周辺で自然発生しました。
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