モールス信号翻訳&発信器
テキストとモールス信号を相互変換。
音声再生や画面発光による信号発信も可能。
安心のローカル処理
このツールはサーバー通信を行わず、変換から音声合成まですべてお使いのブラウザ内(ローカル)で安全に処理されます。
設定
モールス信号翻訳&発信器の概要
モールス信号翻訳&発信器は、入力されたテキストとモールス信号(トン・ツー)を双方向に自動変換する無料のWebブラウザツールです。テキストを入力すれば即座にモールス信号の符号列に変換され、逆にドット(.)とダッシュ(-)を入力すればテキストへと解読されます。
さらに、本ツールは単なるテキスト変換にとどまらず、Web Audio APIを活用したビープ音による音声再生や、画面のフラッシュ点滅による視覚的な信号発信にも対応しています。通信速度(WPM)や音声の周波数を自由に調整できるため、アマチュア無線家の練習用や、モールス信号の学習、サバイバル知識の確認など、幅広い用途で活用いただけます。
すべての処理はユーザーのブラウザ内で完結するため、入力したメッセージやテキストが外部のサーバーに送信されることは一切ありません。機密性の高い内容であっても、安全かつ高速に変換・発信を行うことができます。
ツールの使い方
設定の調整
欧文(アルファベット)または和文の規格を選択し、必要に応じて通信速度(WPM)や再生周波数をスライダーで好みの値に調整します。
テキストまたは信号の入力
入力エリアに変換したいテキストを入力します。「.」や「-」のみの文字列を入力した場合は、自動的にモールス信号の解読モードとして機能します。
出力の確認と発信
変換結果が即座に出力エリアに表示されます。結果をコピーして利用するか、「音声で再生」または「画面発光」ボタンで信号を体感・発信できます。
モールス信号に関する用語集
- モールス信号 (Morse Code)
- 短点(トン)と長点(ツー)の2種類の符号の組み合わせによって、文字や数字を表現する通信方式です。サミュエル・モールスらによって19世紀に発明され、電信通信の基盤となりました。
- 短点 (Dot / Dit)
- モールス信号を構成する短い基本符号です。記号ではピリオド「.」で表され、音声では「トン(Dit)」と発音されます。すべての符号の長さの基準(1単位)となります。
- 長点 (Dash / Dah)
- モールス信号を構成する長い基本符号です。記号ではハイフン「-」で表され、音声では「ツー(Dah)」と発音されます。長さは短点の3倍(3単位)と定義されています。
- WPM (Words Per Minute)
- 1分間に送信できる標準的な単語の数を示す通信速度の単位です。通常、「PARIS」という5文字の単語(合計50単位の長さ)を基準とし、例えば20 WPMであれば1分間に「PARIS」を20回送信できる速度を意味します。
- 欧文モールス (International Morse Code)
- 国際的に標準化されているモールス信号の規格で、ラテンアルファベット(A-Z)とアラビア数字(0-9)、一部の記号を含みます。世界中の通信で広く利用されています。
- 和文モールス (Wabun Morse Code)
- 日本語の仮名文字(イロハニホヘト…)を表現するために独自に拡張されたモールス信号の規格です。日本の国内通信や海事通信、アマチュア無線などで利用されています。
- 符号間隔 (Spacing)
- モールス信号を正確に伝達するための無音時間のルールです。同一文字内の符号同士の間隔は短点1個分、文字と文字の間隔は短点3個分、単語と単語の間隔は短点7個分と定められています。
よくある質問
- Q.入力したメッセージや内容はサーバーに保存されますか?
- いいえ、保存されません。本ツールはすべてのテキスト解析と音声生成をブラウザ内でローカルに実行します。外部サーバーへの通信は一切行われないため、極秘のメッセージであっても安全に変換できます。
- Q.モールス信号からテキストに解読するにはどうすればよいですか?
- 入力エリアに直接ドット(.)とダッシュ(-)の組み合わせを入力してください。文字の区切りには半角スペースを、単語の区切りにはスラッシュ(/)または複数スペースを使用すると、自動判別してテキストに解読します。
- Q.音声が再生されないのですが?
- スマートフォンのマナーモードやサイレントモードがオンになっている場合、ブラウザの音声が出力されないことがあります。端末の音量設定とマナーモードの解除を確認してください。また、ブラウザの仕様上、一度画面をタップ(操作)しないと音声再生が許可されない場合があります。
- Q.WPM(通信速度)とは何ですか?どのくらいが適切ですか?
- WPMは1分間に送信できる単語数を示す速度です。初心者による学習や確認の用途であれば 5〜10 WPM 程度の遅い速度がおすすめです。アマチュア無線の標準的な交信速度は 15〜20 WPM 程度です。
- Q.日本語(漢字やひらがな)を変換できますか?
- 和文モールスの規格は「カタカナ(イロハ)」のみをサポートしています。そのため、本ツールで和文を選択した場合、入力されたひらがなはカタカナとして処理されますが、漢字は対応するモールス符号が存在しないため無視されるかエラー記号となります。事前にひらがな・カタカナに開いてから入力してください。
活用シーン
アマチュア無線の学習
無線の資格試験やモールス通信のリスニング練習のために、任意の文章を正確なタイミングの音声として再生して聞き取りの訓練を行います。
サバイバルと緊急信号
SOSなどの緊急信号を正確な光の点滅(画面発光)として発信したり、遭難時に備えて基本的な信号の構造を確認・学習するために活用します。
謎解き・暗号ゲーム
脱出ゲームやARG(代替現実ゲーム)などで提示されたモールス信号のテキストを入力し、瞬時に元の平文メッセージを解読します。
デザイン素材の作成
ポスターやTシャツなどのグラフィックデザインに、シークレットメッセージとしてモールス信号のドット・ダッシュの幾何学的なパターンを配置します。
技術詳細・仕様
モールス信号の国際標準タイミング仕様
本ツールは、音声の再生において ITU-R(国際電気通信連合 無線通信部門)が定める国際標準のタイミング規則を厳密に実装しています。
- 短点(Dot): 1単位(すべての長さの基礎単位)
- 長点(Dash): 3単位(短点の3倍の長さ)
- 符号間隔: 同一文字を構成する符号と符号の間の無音時間は1単位
- 文字間隔: 1つの単語を構成する文字と文字の間の無音時間は3単位
- 単語間隔: 単語と単語の間の無音時間は7単位
通信速度(WPM)が設定された場合、基礎となる1単位の時間は 1200 / WPM ミリ秒として算出されます。例えば 20 WPM に設定された場合、1単位(短点)は 60 ミリ秒となり、長点は 180 ミリ秒として正確な間隔でオシレーターからビープ音が生成されます。
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