百人一首(一覧・決まり字・暗記カード・かるた)
小倉百人一首の100首を、一覧・暗記カード・決まり字の練習・
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札の範囲
どれも選ばなければ百首すべてです。番号・字数・頭の音は「かつ」で絞ります。
100首
百首の一覧
- 1
秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ
あきのたの かりほのいほの とまをあらみ
わが衣手は 露にぬれつつ
わがころもでは つゆにぬれつつ
決まり字「あきの」三字決まり
- 2
春すぎて 夏来にけらし 白妙の
はるすぎて なつきにけらし しろたへの
衣ほすてふ 天の香具山
ころもほすてふ あまのかぐやま
決まり字「はるす」三字決まり
- 3
あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の
あしびきの やまどりのをの しだりをの
ながながし夜を ひとりかも寝む
ながながしよを ひとりかもねむ
決まり字「あし」二字決まり
- 4
田子の浦に うち出でて見れば 白妙の
たごのうらに うちいでてみれば しろたへの
富士の高嶺に 雪はふりつつ
ふじのたかねに ゆきはふりつつ
決まり字「たご」二字決まり
- 5
奥山に もみぢ踏み分け 鳴く鹿の
おくやまに もみぢふみわけ なくしかの
声聞く時ぞ 秋は悲しき
こゑきくときぞ あきはかなしき
決まり字「おく」二字決まり
- 6
かささぎの 渡せる橋に おく霜の
かささぎの わたせるはしに おくしもの
白きを見れば 夜ぞふけにける
しろきをみれば よぞふけにける
決まり字「かさ」二字決まり
- 7
天の原 ふりさけ見れば 春日なる
あまのはら ふりさけみれば かすがなる
三笠の山に 出でし月かも
みかさのやまに いでしつきかも
決まり字「あまの」三字決まり
- 8
わが庵は 都のたつみ しかぞすむ
わがいほは みやこのたつみ しかぞすむ
世をうぢ山と 人はいふなり
よをうぢやまと ひとはいふなり
決まり字「わがい」三字決まり
- 9
花の色は うつりにけりな いたづらに
はなのいろは うつりにけりな いたづらに
わが身世にふる ながめせしまに
わがみよにふる ながめせしまに
決まり字「はなの」三字決まり
- 10
これやこの 行くも帰るも 別れては
これやこの ゆくもかへるも わかれては
知るも知らぬも あふ坂の関
しるもしらぬも あふさかのせき
決まり字「これ」二字決まり
- 11
わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと
わたのはら やそしまかけて こぎいでぬと
人には告げよ あまのつり舟
ひとにはつげよ あまのつりぶね
決まり字「わたのはらや」六字決まり
- 12
天つ風 雲のかよひ路 吹きとぢよ
あまつかぜ くものかよひぢ ふきとぢよ
をとめの姿 しばしとどめむ
をとめのすがた しばしとどめむ
決まり字「あまつ」三字決まり
- 13
つくばねの 峰より落つる みなの川
つくばねの みねよりおつる みなのがは
こひぞつもりて 淵となりぬる
こひぞつもりて ふちとなりぬる
決まり字「つく」二字決まり
- 14
陸奥の しのぶもぢずり 誰ゆゑに
みちのくの しのぶもぢずり たれゆゑに
乱れそめにし われならなくに
みだれそめにし われならなくに
決まり字「みち」二字決まり
- 15
君がため 春の野に出でて 若菜つむ
きみがため はるののにいでて わかなつむ
わが衣手に 雪はふりつつ
わがころもでに ゆきはふりつつ
決まり字「きみがためは」六字決まり
- 16
立ち別れ いなばの山の 峰に生ふる
たちわかれ いなばのやまの みねにおふる
まつとし聞かば 今帰り来む
まつとしきかば いまかへりこむ
決まり字「たち」二字決まり
- 17
ちはやぶる 神代もきかず 竜田川
ちはやぶる かみよもきかず たつたがは
からくれなゐに 水くくるとは
からくれなゐに みづくくるとは
決まり字「ちは」二字決まり
- 18
住の江の 岸による波 よるさへや
すみのえの きしによるなみ よるさへや
夢の通ひ路 人めよくらむ
ゆめのかよひぢ ひとめよくらむ
決まり字「す」一字決まり
- 19
難波潟 みじかき葦の ふしの間も
なにはがた みじかきあしの ふしのまも
あはでこの世を 過ぐしてよとや
あはでこのよを すぐしてよとや
決まり字「なにはが」四字決まり
- 20
わびぬれば 今はた同じ 難波なる
わびぬれば いまはたおなじ なにはなる
みをつくしても あはむとぞ思ふ
みをつくしても あはむとぞおもふ
決まり字「わび」二字決まり
- 21
今こむと 言ひしばかりに 長月の
いまこむと いひしばかりに ながつきの
有明の月を 待ちいでつるかな
ありあけのつきを まちいでつるかな
決まり字「いまこ」三字決まり
- 22
吹くからに 秋の草木の しをるれば
ふくからに あきのくさきの しをるれば
むべ山風を 嵐といふらむ
むべやまかぜを あらしといふらむ
決まり字「ふ」一字決まり
- 23
月みれば 千々に物こそ 悲しけれ
つきみれば ちぢにものこそ かなしけれ
我が身ひとつの 秋にはあらねど
わがみひとつの あきにはあらねど
決まり字「つき」二字決まり
- 24
このたびは ぬさもとりあへず 手向山
このたびは ぬさもとりあへず たむけやま
紅葉のにしき 神のまにまに
もみぢのにしき かみのまにまに
決まり字「この」二字決まり
- 25
名にしおはば 逢坂山の さねかづら
なにしおはば あふさかやまの さねかづら
人に知られで くるよしもがな
ひとにしられで くるよしもがな
決まり字「なにし」三字決まり
- 26
小倉山 峰のもみぢ葉 心あらば
をぐらやま みねのもみぢば こころあらば
今ひとたびの みゆき待たなむ
いまひとたびの みゆきまたなむ
決まり字「をぐ」二字決まり
- 27
みかの原 わきて流るる いづみ川
みかのはら わきてながるる いづみがは
いつみきとてか 恋しかるらむ
いつみきとてか こひしかるらむ
決まり字「みかの」三字決まり
- 28
山里は 冬ぞさびしさ まさりける
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける
人めも草も かれぬと思へば
ひとめもくさも かれぬとおもへば
決まり字「やまざ」三字決まり
- 29
心あてに 折らばや折らむ 初霜の
こころあてに をらばやをらむ はつしもの
おきまどはせる 白菊の花
おきまどはせる しらぎくのはな
決まり字「こころあ」四字決まり
- 30
ありあけの つれなく見えし 別れより
ありあけの つれなくみえし わかれより
暁ばかり 憂きものはなし
あかつきばかり うきものはなし
決まり字「ありあ」三字決まり
- 31
朝ぼらけ ありあけの月と 見るまでに
あさぼらけ ありあけのつきと みるまでに
吉野の里に 降れる白雪
よしののさとに ふれるしらゆき
決まり字「あさぼらけあ」六字決まり
- 32
山川に 風のかけたる しがらみは
やまがはに かぜのかけたる しがらみは
流れもあへぬ 紅葉なりけり
ながれもあへぬ もみぢなりけり
決まり字「やまが」三字決まり
- 33
ひさかたの 光のどけき 春の日に
ひさかたの ひかりのどけき はるのひに
しづ心なく 花の散るらむ
しづごころなく はなのちるらむ
決まり字「ひさ」二字決まり
- 34
誰をかも 知る人にせむ 高砂の
たれをかも しるひとにせむ たかさごの
松も昔の 友ならなくに
まつもむかしの ともならなくに
決まり字「たれ」二字決まり
- 35
人はいさ 心も知らず ふるさとは
ひとはいさ こころもしらず ふるさとは
花ぞ昔の 香に匂ひける
はなぞむかしの かににほひける
決まり字「ひとは」三字決まり
- 36
夏の夜は まだ宵ながら 明けぬるを
なつのよは まだよひながら あけぬるを
雲のいづこに 月やどるらむ
くものいづこに つきやどるらむ
決まり字「なつ」二字決まり
- 37
白露に 風の吹きしく 秋の野は
しらつゆに かぜのふきしく あきののは
つらぬきとめぬ 玉ぞ散りける
つらぬきとめぬ たまぞちりける
決まり字「しら」二字決まり
- 38
忘らるる 身をば思はず 誓ひてし
わすらるる みをばおもはず ちかひてし
人のいのちの 惜しくもあるかな
ひとのいのちの をしくもあるかな
決まり字「わすら」三字決まり
- 39
浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど
あさぢふの をののしのはら しのぶれど
あまりてなどか 人の恋しき
あまりてなどか ひとのこひしき
決まり字「あさぢ」三字決まり
- 40
しのぶれど 色に出でにけり わが恋は
しのぶれど いろにいでにけり わがこひは
物や思ふと 人の問ふまで
ものやおもふと ひとのとふまで
決まり字「しの」二字決まり
- 41
恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり
こひすてふ わがなはまだき たちにけり
人知れずこそ 思ひ初めしか
ひとしれずこそ おもひそめしか
決まり字「こひ」二字決まり
- 42
契りきな かたみに袖を しぼりつつ
ちぎりきな かたみにそでを しぼりつつ
末の松山 波越さじとは
すゑのまつやま なみこさじとは
決まり字「ちぎりき」四字決まり
- 43
あひ見ての のちの心に くらぶれば
あひみての のちのこころに くらぶれば
昔は物を 思はざりけり
むかしはものを おもはざりけり
決まり字「あひ」二字決まり
- 44
あふことの たえてしなくば なかなかに
あふことの たえてしなくば なかなかに
人をも身をも 恨みざらまし
ひとをもみをも うらみざらまし
決まり字「あふこ」三字決まり
- 45
あはれとも いふべき人は 思ほえで
あはれとも いふべきひとは おもほえで
身のいたづらに なりぬべきかな
みのいたづらに なりぬべきかな
決まり字「あはれ」三字決まり
- 46
由良のとを 渡る舟人 かぢを絶え
ゆらのとを わたるふなびと かぢをたえ
ゆくへも知らぬ 恋の道かな
ゆくへもしらぬ こひのみちかな
決まり字「ゆら」二字決まり
- 47
八重むぐら しげれる宿の さびしきに
やへむぐら しげれるやどの さびしきに
人こそ見えね 秋は来にけり
ひとこそみえね あきはきにけり
決まり字「やへ」二字決まり
- 48
風をいたみ 岩うつ波の おのれのみ
かぜをいたみ いはうつなみの おのれのみ
くだけて物を 思ふころかな
くだけてものを おもふころかな
決まり字「かぜを」三字決まり
- 49
みかきもり 衛士のたく火の 夜は燃え
みかきもり ゑじのたくひの よるはもえ
昼は消えつつ 物をこそ思へ
ひるはきえつつ ものをこそおもへ
決まり字「みかき」三字決まり
- 50
君がため 惜しからざりし 命さへ
きみがため をしからざりし いのちさへ
長くもがなと 思ひけるかな
ながくもがなと おもひけるかな
決まり字「きみがためを」六字決まり
- 51
かくとだに えやはいぶきの さしも草
かくとだに えやはいぶきの さしもぐさ
さしも知らじな もゆる思ひを
さしもしらじな もゆるおもひを
決まり字「かく」二字決まり
- 52
明けぬれば 暮るるものとは 知りながら
あけぬれば くるるものとは しりながら
なほうらめしき 朝ぼらけかな
なほうらめしき あさぼらけかな
決まり字「あけ」二字決まり
- 53
嘆きつつ ひとり寝る夜の 明くるまは
なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは
いかに久しき ものとかは知る
いかにひさしき ものとかはしる
決まり字「なげき」三字決まり
- 54
忘れじの 行く末までは かたければ
わすれじの ゆくすゑまでは かたければ
今日をかぎりの 命ともがな
けふをかぎりの いのちともがな
決まり字「わすれ」三字決まり
- 55
滝の音は 絶えて久しく なりぬれど
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど
名こそ流れて なほ聞こえけれ
なこそながれて なほきこえけれ
決まり字「たき」二字決まり
- 56
あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
あらざらむ このよのほかの おもひでに
今ひとたびの 逢ふこともがな
いまひとたびの あふこともがな
決まり字「あらざ」三字決まり
- 57
めぐりあひて 見しやそれとも 分かぬまに
めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに
雲がくれにし 夜半の月かな
くもがくれにし よはのつきかな
決まり字「め」一字決まり
- 58
ありま山 ゐなの笹原 風吹けば
ありまやま ゐなのささはら かぜふけば
いでそよ人を 忘れやはする
いでそよひとを わすれやはする
決まり字「ありま」三字決まり
- 59
やすらはで 寝なましものを さ夜更けて
やすらはで ねなましものを さよふけて
かたぶくまでの 月を見しかな
かたぶくまでの つきをみしかな
決まり字「やす」二字決まり
- 60
大江山 いく野の道の 遠ければ
おほえやま いくののみちの とほければ
まだふみも見ず 天の橋立
まだふみもみず あまのはしだて
決まり字「おほえ」三字決まり
- 61
いにしへの 奈良の都の 八重桜
いにしへの ならのみやこの やへざくら
けふ九重に にほひぬるかな
けふここのへに にほひぬるかな
決まり字「いに」二字決まり
- 62
夜をこめて 鳥のそらねは はかるとも
よをこめて とりのそらねは はかるとも
よに逢坂の 関はゆるさじ
よにあふさかの せきはゆるさじ
決まり字「よを」二字決まり
- 63
今はただ 思ひ絶えなむ とばかりを
いまはただ おもひたえなむ とばかりを
人づてならで 言ふよしもがな
ひとづてならで いふよしもがな
決まり字「いまは」三字決まり
- 64
朝ぼらけ 宇治の川霧 たえだえに
あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに
あらはれわたる 瀬々の網代木
あらはれわたる せぜのあじろぎ
決まり字「あさぼらけう」六字決まり
- 65
恨みわび ほさぬ袖だに あるものを
うらみわび ほさぬそでだに あるものを
恋にくちなむ 名こそ惜しけれ
こひにくちなむ なこそをしけれ
決まり字「うら」二字決まり
- 66
もろともに あはれと思へ 山桜
もろともに あはれとおもへ やまざくら
花よりほかに 知る人もなし
はなよりほかに しるひともなし
決まり字「もろ」二字決まり
- 67
春の夜の 夢ばかりなる 手枕に
はるのよの ゆめばかりなる たまくらに
かひなく立たむ 名こそ惜しけれ
かひなくたたむ なこそをしけれ
決まり字「はるの」三字決まり
- 68
心にも あらでうき世に ながらへば
こころにも あらでうきよに ながらへば
恋しかるべき 夜半の月かな
こひしかるべき よはのつきかな
決まり字「こころに」四字決まり
- 69
あらし吹く み室の山の もみぢ葉は
あらしふく みむろのやまの もみぢばは
竜田の川の 錦なりけり
たつたのかはの にしきなりけり
決まり字「あらし」三字決まり
- 70
さびしさに 宿をたち出でて ながむれば
さびしさに やどをたちいでて ながむれば
いづこも同じ 秋の夕暮れ
いづこもおなじ あきのゆふぐれ
決まり字「さ」一字決まり
- 71
夕されば 門田の稲葉 おとづれて
ゆふされば かどたのいなば おとづれて
葦のまろやに 秋風ぞ吹く
あしのまろやに あきかぜぞふく
決まり字「ゆふ」二字決まり
- 72
音にきく たかしの浜の あだ波は
おとにきく たかしのはまの あだなみは
かけじや袖の ぬれもこそすれ
かけじやそでの ぬれもこそすれ
決まり字「おと」二字決まり
- 73
高砂の をのへの桜 咲きにけり
たかさごの をのへのさくら さきにけり
外山のかすみ 立たずもあらなむ
とやまのかすみ たたずもあらなむ
決まり字「たか」二字決まり
- 74
憂かりける 人を初瀬の 山おろしよ
うかりける ひとをはつせの やまおろしよ
はげしかれとは 祈らぬものを
はげしかれとは いのらぬものを
決まり字「うか」二字決まり
- 75
契りおきし させもが露を いのちにて
ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて
あはれ今年の 秋もいぬめり
あはれことしの あきもいぬめり
決まり字「ちぎりお」四字決まり
- 76
わたの原 こぎ出でてみれば 久方の
わたのはら こぎいでてみれば ひさかたの
雲ゐにまがふ 冲つ白波
くもゐにまがふ おきつしらなみ
決まり字「わたのはらこ」六字決まり
- 77
瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の
せをはやみ いはにせかるる たきがはの
われても末に あはむとぞ思ふ
われてもすゑに あはむとぞおもふ
決まり字「せ」一字決まり
- 78
淡路島 かよふ千鳥の 鳴く声に
あはぢしま かよふちどりの なくこゑに
幾夜ねざめぬ 須磨の関守
いくよねざめぬ すまのせきもり
決まり字「あはぢ」三字決まり
- 79
秋風に たなびく雲の たえ間より
あきかぜに たなびくくもの たえまより
もれ出づる月の かげのさやけさ
もれいづるつきの かげのさやけさ
決まり字「あきか」三字決まり
- 80
長からむ 心も知らず 黒髪の
ながからむ こころもしらず くろかみの
乱れてけさは 物をこそ思へ
みだれてけさは ものをこそおもへ
決まり字「ながか」三字決まり
- 81
ほととぎす 鳴きつる方を ながむれば
ほととぎす なきつるかたを ながむれば
ただありあけの 月ぞ残れる
ただありあけの つきぞのこれる
決まり字「ほ」一字決まり
- 82
思ひわび さてもいのちは あるものを
おもひわび さてもいのちは あるものを
憂きにたへぬは 涙なりけり
うきにたへぬは なみだなりけり
決まり字「おも」二字決まり
- 83
世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る
よのなかよ みちこそなけれ おもひいる
山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる
やまのおくにも しかぞなくなる
決まり字「よのなかよ」五字決まり
- 84
ながらへば またこのごろや しのばれむ
ながらへば またこのごろや しのばれむ
憂しと見し世ぞ 今は恋しき
うしとみしよぞ いまはこひしき
決まり字「ながら」三字決まり
- 85
夜もすがら 物思ふころは 明けやらで
よもすがら ものおもふころは あけやらで
閨のひまさへ つれなかりけり
ねやのひまさへ つれなかりけり
決まり字「よも」二字決まり
- 86
嘆けとて 月やは物を 思はする
なげけとて つきやはものを おもはする
かこち顔なる わが涙かな
かこちがほなる わがなみだかな
決まり字「なげけ」三字決まり
- 87
村雨の 露もまだひぬ まきの葉に
むらさめの つゆもまだひぬ まきのはに
霧立ちのぼる 秋の夕暮れ
きりたちのぼる あきのゆふぐれ
決まり字「む」一字決まり
- 88
難波江の 葦のかりねの ひとよゆゑ
なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ
みをつくしてや 恋ひわたるべき
みをつくしてや こひわたるべき
決まり字「なにはえ」四字決まり
- 89
玉のをよ たえなばたえね ながらへば
たまのをよ たえなばたえね ながらへば
忍ぶることの 弱りもぞする
しのぶることの よわりもぞする
決まり字「たま」二字決まり
- 90
見せばやな 雄島のあまの 袖だにも
みせばやな をじまのあまの そでだにも
濡れにぞ濡れし 色は変はらず
ぬれにぞぬれし いろはかはらず
決まり字「みせ」二字決まり
- 91
きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに
きりぎりす なくやしもよの さむしろに
衣かたしき ひとりかも寝む
ころもかたしき ひとりかもねむ
決まり字「きり」二字決まり
- 92
わが袖は 潮干に見えぬ 沖の石の
わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの
人こそ知らね 乾くまもなし
ひとこそしらね かわくまもなし
決まり字「わがそ」三字決まり
- 93
世の中は つねにもがもな 渚こぐ
よのなかは つねにもがもな なぎさこぐ
あまの小舟の 綱手かなしも
あまのをぶねの つなでかなしも
決まり字「よのなかは」五字決まり
- 94
み吉野の 山の秋風 さ夜ふけて
みよしのの やまのあきかぜ さよふけて
ふるさと寒く 衣うつなり
ふるさとさむく ころもうつなり
決まり字「みよ」二字決まり
- 95
おほけなく うき世の民に おほふかな
おほけなく うきよのたみに おほふかな
わが立つ杣に すみぞめの袖
わがたつそまに すみぞめのそで
決まり字「おほけ」三字決まり
- 96
花さそふ 嵐の庭の 雪ならで
はなさそふ あらしのにはの ゆきならで
ふりゆくものは わが身なりけり
ふりゆくものは わがみなりけり
決まり字「はなさ」三字決まり
- 97
こぬ人を まつほの浦の 夕なぎに
こぬひとを まつほのうらの ゆふなぎに
焼くやもしほの 身もこがれつつ
やくやもしほの みもこがれつつ
決まり字「こぬ」二字決まり
- 98
風そよぐ ならの小川の 夕暮れは
かぜそよぐ ならのをがはの ゆふぐれは
みそぎぞ夏の しるしなりける
みそぎぞなつの しるしなりける
決まり字「かぜそ」三字決まり
- 99
人もをし 人も恨めし あぢきなく
ひともをし ひともうらめし あぢきなく
世を思ふゆゑに 物思ふ身は
よをおもふゆゑに ものおもふみは
決まり字「ひとも」三字決まり
- 100
百敷や ふるき軒端の しのぶにも
ももしきや ふるきのきばの しのぶにも
なほあまりある 昔なりけり
なほあまりある むかしなりけり
決まり字「もも」二字決まり
条件に合う札がありません。
読みは歴史的仮名遣いで書いています。太字が決まり字です(百首がそろっているとき)。
暗記カード
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| 番号 | 決まり字(その時) | 取ったときの字数 | 時間 | お手つき |
|---|
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概要
小倉百人一首の100首を、一覧・暗記カード・決まり字の練習・かるた(札取り)・印刷の5つの使い方で覚えられる無料ツールです。番号の20首ずつ、決まり字の字数(一字決まり〜六字決まり)、頭の音で範囲を絞り、同じ範囲で練習を続けられます。
決まり字は、上の句の読みを音に置き換えて、ほかの札と区別できる最短の字数を計算しています。百首の結果は、公開されている決まり字の一覧と照らし合わせて確かめました(下の「出典と確認日」)。かるたでは、札が読まれるたびに、まだ読まれていない札だけで決まり字を数え直します。
歌の表記と読み(歴史的仮名遣い)は、嵯峨嵐山文華館の「小倉百人一首の全首を見る」に合わせました。覚えた札の記録はこの端末のブラウザにだけ保存し、送信しません。登録は要りません。
使い方
範囲を選ぶ
番号の20首ずつ・決まり字の字数・頭の音から、覚えたい札を選びます。選ばなければ百首すべてです。
一覧と暗記カードで覚える
一覧で決まり字を確かめ、暗記カードで上の句から下の句を思い出します。覚えた札に印を付けると「まだの札だけ」で続けられます。
練習とかるたで確かめる
決まり字の4択練習と、上の句が1字ずつ出るかるたで、どこまで聞いたら取れるかを確かめます。一覧や小テストは印刷できます。
決まり字一覧(一字決まり〜六字決まり)
百首がそろっているときの決まり字です。歴史的仮名遣いで書いています(44番「あふこ」は「おうこ」、26番「をぐ」は「おぐ」と読みます)。数字は歌番号です。
一字決まり(7首)
- さ(70番)
- す(18番)
- せ(77番)
- ふ(22番)
- ほ(81番)
- む(87番)
- め(57番)
二字決まり(42首)
- あけ(52番)
- あし(3番)
- あひ(43番)
- いに(61番)
- うか(74番)
- うら(65番)
- おく(5番)
- おと(72番)
- おも(82番)
- かく(51番)
- かさ(6番)
- きり(91番)
- こぬ(97番)
- この(24番)
- こひ(41番)
- これ(10番)
- しの(40番)
- しら(37番)
- たか(73番)
- たき(55番)
- たご(4番)
- たち(16番)
- たま(89番)
- たれ(34番)
- ちは(17番)
- つき(23番)
- つく(13番)
- なつ(36番)
- ひさ(33番)
- みせ(90番)
- みち(14番)
- みよ(94番)
- もも(100番)
- もろ(66番)
- やす(59番)
- やへ(47番)
- ゆふ(71番)
- ゆら(46番)
- よも(85番)
- よを(62番)
- わび(20番)
- をぐ(26番)
三字決まり(37首)
- あきか(79番)
- あきの(1番)
- あさぢ(39番)
- あはぢ(78番)
- あはれ(45番)
- あふこ(44番)
- あまつ(12番)
- あまの(7番)
- あらざ(56番)
- あらし(69番)
- ありあ(30番)
- ありま(58番)
- いまこ(21番)
- いまは(63番)
- おほえ(60番)
- おほけ(95番)
- かぜそ(98番)
- かぜを(48番)
- ながか(80番)
- ながら(84番)
- なげき(53番)
- なげけ(86番)
- なにし(25番)
- はなさ(96番)
- はなの(9番)
- はるす(2番)
- はるの(67番)
- ひとは(35番)
- ひとも(99番)
- みかき(49番)
- みかの(27番)
- やまが(32番)
- やまざ(28番)
- わがい(8番)
- わがそ(92番)
- わすら(38番)
- わすれ(54番)
四字決まり(6首)
- こころあ(29番)
- こころに(68番)
- ちぎりお(75番)
- ちぎりき(42番)
- なにはえ(88番)
- なにはが(19番)
五字決まり(2首)
- よのなかは(93番)
- よのなかよ(83番)
六字決まり(6首)
- あさぼらけあ(31番)
- あさぼらけう(64番)
- きみがためは(15番)
- きみがためを(50番)
- わたのはらこ(76番)
- わたのはらや(11番)
用語集
- 小倉百人一首
- 藤原定家が選んだとされる100人の歌人の和歌100首。歌には1番から100番までの歌番号があります。
- 上の句・下の句
- 和歌の五・七・五の部分が上の句、七・七の部分が下の句です。
- 読み札・取り札
- かるたで読み上げる札が読み札、並べて取る札が取り札です。取り札には下の句が書かれています。
- 決まり字
- 上の句の頭から聞いて、ほかの札と区別できるところまでの字です。
- 一字決まり
- 頭の1字で決まる7首(む・す・め・ふ・さ・ほ・せ)。「むすめふさほせ」と並べて覚える方法があります。
- 六字決まり(大山札)
- 頭の6字まで聞かないと決まらない6首(あさぼらけ・きみがため・わたのはら が2首ずつ)。
- 頭の音
- 本ツールでの呼び方で、決まり字の1字目の音です。読みで数えるので、「をぐらやま」と「あふことの」は「お」に入ります。
- 歴史的仮名遣い
- 歌の読みの書き方です。「てふ」は「ちょう」、「ゐ」は「い」、「あふ」は「おう」のように読みます。
- お手つき
- 本ツールのかるたでは、読まれている札とちがう札を押すことと、上の句が出る前に札を押すことを数えます。
- 歌番号
- 小倉百人一首の歌の番号です。本ツールの範囲の「1〜20番」などはこの番号で分けています。
よくある質問
- 百人一首は何首ありますか?
- 小倉百人一首は100首です。本ツールの一覧には、1番の天智天皇の歌から100番の順徳院の歌まで、100首を歌番号の順にのせています。
- 決まり字とは何ですか?
- 上の句の頭から聞いて、ほかの札と区別できるところまでの字です。たとえば「むらさめの」で始まる歌は、「む」で始まる歌がほかに無いので「む」だけで決まります(一字決まり)。
- 一字決まりはどの札ですか?
- 「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」で始まる7首(87・18・57・22・70・81・77番)です。「むすめふさほせ」と並べて覚える方法があります。
- 決まり字の字数ごとに何首ありますか?
- 百首がそろっているとき、一字決まり7首・二字決まり42首・三字決まり37首・四字決まり6首・五字決まり2首・六字決まり6首です。
- 「あふことの」が三字決まりなのはなぜですか?
- 決まり字は読み上げたときの音で数えるためです。44番「あふことの」は「おうことの」と読み、60番「おほえやま(おおえやま)」・95番「おほけなく(おおけなく)」と2字目まで同じ音になるので、3字目の「こ」で決まります。
- 決まり字は途中で変わりますか?
- 変わります。読まれた札は候補から外れるので、残っている札だけで区別できる字数が短くなることがあります。本ツールのかるたでは、札が読まれるたびに残りの札で決まり字を数え直し、結果の表に「その時の決まり字」を出します。
- 歌の表記はどの資料に合わせていますか?
- 嵯峨嵐山文華館の「小倉百人一首の全首を見る」の表記と読みに合わせ、Wikisource と近江神宮の一覧と全首を突き合わせました。資料によって、70番の「いづこ/いづく」や74番の「山おろしよ/山おろし」のような違いがあります。
- 読みのかなが「てふ」「ゐ」などになっているのはなぜですか?
- 歌の読みを歴史的仮名遣いで書いているためです。「てふ」は「ちょう」、「ゐ」は「い」、「あふ」は「おう」のように読みます。
- 暗記カードの「覚えた」は保存されますか?
- この端末のブラウザ(localStorage)にだけ保存します。ほかの端末やブラウザには引き継がれません。「覚えた印を全部消す」で消せます。
- 入力や成績はサーバーに送られますか?
- 送られません。範囲の絞り込み・練習・かるたの判定と記録は、すべてブラウザの中で行います。
- かるたの読み上げの音声はありますか?
- ありません。上の句を1字ずつ文字で表示します。速さは「ゆっくり・ふつう・はやい」から選べます。
- 何を印刷できますか?
- 選んだ範囲の一覧と、上の句から下の句(または下の句から上の句)を書く小テスト(10問・20問・答えつき)です。
活用シーン
冬休みの暗記の宿題
範囲の20首を一覧と暗記カードで覚え、小テストを印刷して確かめる
学校のかるた大会の練習
決まり字の練習とかるたで、どこまで聞いたら取れるかを試す
正月の家族のかるた
札の数と速さを選んで、家族で順番に札取りの時間を比べる
決まり字から覚えたい人
一字決まり・二字決まりなど字数ごとに絞って、頭の音が同じ札の違いを覚える
出典と確認日
歌の表記・読み・作者と決まり字は、次の資料を突き合わせて確かめました(確認日 2026-10-27)。資料の解説文は転載していません。
- 嵯峨嵐山文華館「小倉百人一首の全首を見る」(各首の詳細) https://www.samac.jp/search/poems_list.php
- Wikisource「小倉百人一首」 https://ja.wikisource.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%80%89%E7%99%BE%E4%BA%BA%E4%B8%80%E9%A6%96
- 近江神宮「小倉百人一首一覧」 https://oumijingu.org/pages/130/
- 浜島書店「きまり字って何?」 https://www.hamajima.co.jp/kokugo/hyakunin-isshu/kimariji.html
- 文化ネット「歌一覧」 https://www.bunkanet.jp/manabi/hyakunin-isshu-karuta/element/
- 文化ネット「決まり字一覧」 https://www.bunkanet.jp/manabi/hyakunin-isshu-karuta/kimariji/
本サイトの表記で資料から直したのは2か所です(44番の本文の濁点を同じ資料の読みに合わせた・10番の作者名の字体)。
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